STRUCTURE工法・構造

木のいいところと
鉄のいいところだけを使う家

道東建装では、大空間を可能とするしっかりとした骨格部分「SMB工法」と、耐火面と施工期間に優れた変幻自在の壁「LGS工法」を取り入れた家づくりを行っています。
精度の高い鋼材を用いることで耐久性に優れ、ねじれやそりへのストレスを回避、かつ長年の使用でも狂いが出ません。そして断熱性に優れた「木」との組み合わせ。良い家づくりのためには、適材適所の材料を正しく施工することが、肝心なのです。

SMB工法(スマートビーム工法)

「SMart BEAM床工法」は、集成材梁と、新日鉄住金(旧:住友金属)の一般構造用溶接軽量H形鋼「SMart BEAM®」梁の両方を使う工法です。軽量H形鋼を用いることで、経年変化がほとんどなく、しっかりとした骨格部分ができ、設計自由度の高いロングスパンの床組みなどに適用しやすいという特徴を持っています。

そのため、間仕切りが少なく、間口の広い大空間や高い天井や吹き抜けも耐久性を維持したままの実現が可能で、スケルトン・インフィルの住まいにも適した工法です。道東建装は新日鉄住金(旧:住友金属)と建築金物メーカーのタツミが共同開発した「SMart BEAM床工法」を日本で初めて施工した住宅会社です。

LGS工法(ライトゲージシステム工法)

厚さ1.6mm~4.0mm程度の軽量鉄骨のことです。様々な形状があり、主に天井や壁の下地材として使われます。鋼板を加工し、薄くて軽い鉄骨を用いて、建物の梁や骨組みをつった構造を、LGS 工法といいます。総重量を低減化して構造体への負担を減らし、建物自体の長期維持が可能になります。耐火性・耐震性だけでなく、施工性に優れ、作業時間を短縮できるため作業効率が良いのも特長です。大工工事に比べ早く仕上がり、コストも安くなります。間取りは約2日間で変更可能なので、スケルトン・インフィルにも親和性があります。リサイクル材としての認識性が高く、溶かして作り直すことができるECOな素材でもあります。