2020.06.24
ガルバリウム鋼板って実際どうなの?
こんにちわ~
営業の大西です
最近、「ガルバリウム鋼板」を外壁に使う住宅が増えていますね!
道東建装でも標準仕様として採用しています
実際何がいいの?を紹介したいと思います
そもそもガルバリウム鋼板とは何か、、、
金属が建物に使われ始めたのは江戸時代です。
神社やお寺に瓦として使われ始めました。
しかしとっても高価で一般人には普及しませんでした
次に登場したのがブリキです
薄い鉄板は安価で加工しやすく、とっても使い勝手のいい素材でしたが錆びるのが欠点。
そこで、錆びにくいスズでコーティング(メッキ)したものがブリキです
しかしスズはちょっと高め、、、しかも柔らかいので傷が付きやすいのが難点でした。
傷が付いてしまうと鋼板がむき出しになり、そこから錆びてしまいます、、、
そのためあまり普及しませんでした
次に登場したのは『トタン』です
今度は亜鉛を使いました(亜鉛メッキ)
ブリキと違い、穴が開くような深い傷でも、鋼板より先に亜鉛が溶け出して腐食(錆びる)ことで
本体である鋼板の錆を遅らせることができます。
よって外装に使う素材として広く普及しました
しかし結局は金属。耐久年数は長くありませんでした。
しかも世界的に酸性雨が社会問題に。トタンは酸性雨に弱かったのです。。。
そこでやっと登場したのがアメリカで開発された
ガルバリウム鋼板です!
トタンに比べて約3~6倍の耐久性!
潮風が吹く海岸沿いでも15年持つと言われ、金属の中では非常に耐久性の高いものが開発されました
メリット
1、錆びに強い
アルミと亜鉛のハイブリッドメッキで錆びにくいを実現
両方のいいところを組み合わせることで、耐久性がアップしています!
2、耐久性が高い
10~20年と言われています。金属なのにとっても長持ち
3、耐震性が高い
サイディング材に比べると非常に軽いです。
軽ければ建物にかかる負担も少ないですし、地震で揺れたときの揺れ幅も少なくできます。
4、デザイン性が高い
薄い鋼板なので加工がしやすい!
着色性も高いので建築に多用されています
5、熱反射率が高い
金属なのに熱を反射する力が高いので、表面や室内の温度の上昇を抑えることができます
6、耐熱性が高い
アルミの含有量が高いため、金属なのに熱を持ちにくくなっています。
そのため、黒色など濃い色にしても大丈夫!
デメリット
1、見た目の好みが分かれる
「トタンみたいで安っぽい」「倉庫みたい」という方もいれば、
「シュッとしてかっこいい」という方もいます。好みですね
2、錆びないわけではない
錆びに強いと説明してきましたが、結局金属。全く錆びないわけではありません。
潮風にさらされる沿岸地域では、内陸よりも耐久性は落ちるので注意が必要です。
3、メンテナンスは必要
中にはメンテナンスフリーと言っている方もいるようですが、メンテナンスは必要です
サイディング材より頻度は少なくて済みますが、10~20年に一度はメンテナンスをおすすめします。
長持ちさせるためには、1~2年に1回、晴れた日に、全体的に水をかけるといいでしょう
特に、普段雨のかからない軒下、バルコニー下は雨で流されない汚れが付着していることが多いので、
落としてあげると長持ちします
ブラシでこすったり、高圧洗浄機を使うのはやめた方がいいです。傷が付いてしまうので
ガルバリウム鋼板は道東建装の標準仕様です!
元々は屋根に使われていた素材ですが、
・加工がしやすい
・屋根に使うよりも3倍長持ちすると言われている
・軽くて建物への負担が少ない
・地震に強い
・メンテナンス頻度が少なくて済む
等のメリットから広く普及しています。
屋根や外壁は雨風や紫外線にさらされるため、全くメンテナンス不要とはいきませんが、
長い目で見たときに、建物への負担やメンテナンス費用を考え、
当社では鋼板を標準仕様にしています。
しかしデザイン豊富なのはやはりサイディング材
外壁材はほかにも、木や塗り壁もあります!
また、これからどんどん新しいものが出てくるかもしれません
予算や好み、何を重視するのかによって、
ご自身に合った外壁材を選んでください
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